私たちがお伺いする鈑金塗装工場の塗装ブースでは、そのほとんどが暗くて、塗装作業される方が苦労されているのを見ています。

こんなことを書くと、「全然苦労していないよ」と言われてしまうのですが、例えばメタリックや3コートパールの塗装をしている時、ブースの照明を消して、スポットライトをブース内に持ち込んで、ちゃんと染まっているかと何度も確認しなければならないのは苦労ではないのだろうか、と思ってしまいます。

ブースに出入りする時に、ゴミがついたりしないかなぁ、などと心配してしまいます。

また、時には下が透けていて「塗り直しだよ〜」なんて言っていることもよくある話です。

塗装のやり直しについては、わざわざ言われなくてもわかっていると怒られてしまいそうですが、①材料費が倍かかかる、②やり直しの時間が倍以上かかる、③工程が狂ってお客様や保険会社、同僚にも迷惑がかかる、など非常にデメリットが多い“事故”であると言えます。

なので、最も理想的な状態は、基準以上の照度を確保した塗装ブースを作ることかな、と思っていますが、新しいブースに入れ替えるというのはそんな簡単なことではありません。(もし、今ちょうど入れ替える時期だ、ということであれば、照度が高いブースを導入するべきですが…)

やり直しをしないためには、先ほど書いたようにスポットライトをブース内に持ち込んで、こまめに確認をする、ということになるのだろうと思います。(当然、そのほかにもやるべきことはいっぱいありますが…)

ただ、そこに問題があります。

塗装ブース内に持ち込む電気器具については、基本的に防爆であることが求められるのが日本の消防法です。ただ、上記の照明で見かけるもののほとんどすべてが防爆器具ではないものです。

万一のことを考えると、火災や事故を防ぐためにも防爆タイプの照明をご用意されることをオススメします。なお、タイトルの画像は、耐圧防爆の基準に合致した、非常に珍しい照明器具となっています。こちらは弊社でお取り扱いさせていただいている器具で、先日納入させていただいたばかりのものです。(営業担当者が写真を撮ってきてくれました。)

普段、何気無く行っている作業ですが、法律に違反していたり、本当に危ないこともたくさんあります。何か起きる前に、事故を未然に防げるように、私たちは今よりももっと「見る目」を磨いていきたいと思います。

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