先日、研修所で久しぶりに溶剤塗料(ダイアモント)の調色をしました。

 

ここ1、2年は水性塗料しか使ってこなかったためなのか、非常に疲れ、気分が悪くなりました。当然、防毒マスクをつけていましたが、シンナーは肺からだけでなく皮膚からも入ってきます。シンナーを扱うことは、とても疲れることだと再認識しました。

 

この話をお客様の現場ですると、30代以降のペインターさんのほとんどが自分も同じだと話します。健康診断で異常が見つからなくても、体の疲れ、不調や怠さを口にする人が多いのです。

 

ペインターに同じ環境で働き続ける人が少ないのは、この様なことが原因のひとつではないかと思います。慢性的な疲労や体調不良を抱えたままでは、永く働くことはできないと思います。

 

残念なことですが、経営側でこの事実を知らない方が多いのも事実です。多くの優秀なペインターがリタイアしていく原因が、作業環境の悪さかも知れない、と考える経営者は少数派だと思います。

 

ここ数年、水性塗料への切り替えをお手伝いしてきた中で、現状を調べるために始めて調色室に入ったという経営者と話したことがあります。「こんなに臭いと思わなかった。」と言われました。

 

私も、仕事帰りに家族から「シンナー臭い」と言われたことがあります。服や車に染み付いた臭いは自分では気が付かなくても、普段触ってない人にとってはとても臭いのだと思いました。

 

研修所で使う塗料を水性に変えて、私も溶剤の臭いに対する馴れが弱まってきたためか、シンナー臭に対して敏感になってきたのでしょうか?それとも、これが普通なのでしょうか?

 

現場で水性塗料の話をしていていつも思いますが、お客様のペインターの方々が、家族からシンナー臭いと思われないで済むように、また、ペインターの方々が体調不良に悩まなくても済むように、これからもお客様の工場環境を良くするお手伝いをしていきたいと思います。

 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中